こんな悩みはありませんか?
- 「ブログを書きたい!でも、最近やる気がなくて低浮上で…。」
- 「コロナでボーナスが減って、住宅ローンの返済が重たくなりストレスが…。」
副業をやり始めて本業、プライベートと時間に追われて心も体も疲れていませんか?
そんな人に読んでほしい本が「BRAIN DRIVEN(ブレインドリブン)」です。
この本を読むと「脳の中で何が起こっているのか」が分かります。
そして、「脳の操り方のヒント」がわかります。
この本には、「ハウツーは与えられるものではなく、自分自身で創るものだ」と書かれています。
試行錯誤で自分のハウツーを創り上げることが重要なのです!
本書を読むと「自分に合ったモチベーションの上げ方、ストレスとの上手な付き合い方」がわかります。
具体的に解説していきます!
また、本書はKindle Unlimitedで無料で読めます!
下のリンクから飛んでぜひ読んでみてください!
BRAIN DRIVEN|モチベーション

「モチベーション」を辞書で引くと、『動機を与えること。動機付け』と書かれています。
実はこれは、神経科学の専門家からすると「カオス」らしいです。
具体的に説明していきます。
モチベーションの入り口は、メタ認知
メタ認知とは「自分自身を、客観視、俯瞰視」した認知状態のことです。
分かりやすく言うと、自分が考えていることを制御できる状態のことを言います。
例えば、イチロー選手のこんな言葉があります。
「自分が何をどう感じて、どうようにして打てているのかを説明できたとき、超一流の仲間入りができた」
つまり頭で考えていることを行動でき、人に説明できる状態になることが「メタ認知」と言えるということです。
人は意外と自分のことを知りません。
と思われるかも知れませんが…
自分の夢や得意なこと、どんな時に感情が動くのか人に説明できますか?
意外と難しくないですか?
それだけ意外と自分のことは知らないということです。
神経科学の世界では「Use it or Lose it」という言葉があると本書には書かれています。
日本語に直すと「使われると結びつき、使われなければ失う」という意味です。
つまり、日頃から自分のことを意識する習慣を身につけておかないとメタ認知能力を上げることが難しいということです。
具体的に説明していきます!
神経科学的なモチベーションとは
神経科学的にモチベーションが生まれる順番を整理すると次のようになります。
-
STEP1モチベータ行動を誘引する視点となる間接的な原因
-
STEP2モチベーション・メディエータ行動を誘引する直接的な体内(脳内)の状態
-
STEP3モチベーション行動を誘引する直接的な体内(脳内)の状態を認識した状態
図解にすると次のようなイメージです。

モチベーション・メディエータとモチベーションの違いは、やる気になっている状態がモチベーション・メディエータでやる気になっている自分の状態を認知した状態がモチベーションです。
「モチベーションがない」という人がいると思いますが、神経科学的にはモチベーション・メディエータを認知していない状態ということです。
だからこそメタ認知が大切で自分自身を知ることがモチベーションを高めるために必要だと言えます。
モチベーションを高めるためには感情を知り、環境と体のコンディションを整えることが大切です。
次からは体調やコンディションがパフォーマンスに影響するポイントについて説明します。
生活リズムを整えるとパフォーマンスが高くなる

モチベーションを高めるには、健康、睡眠、生活リズムが大切です。
なぜなら、脳は呼吸、体温、心拍、血圧が正常ではないと他にエネルギーを使えない仕組みになっているからです。
本書では、神経科学的欲求五段階説が紹介されています。
この5段階説は以下の通りです。
- 呼吸・体温・心拍・血圧
- 快・欲・食欲・睡眠
- 自律神経(心理状態)
- 学習(記憶定着系)
- 学習(記憶処理系)
つまり、学習のパフォーマンスを高めたい時はコンディションを整えることが最優先事項ということです。
本書ではコンディションを整える上で大切になる神経物質としてセロトニンが紹介されています。
別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
セロトニンが分泌される条件は以下の通りです。
- 朝日を浴びる
- 運動をする
- 魚・肉・卵・納豆を食べる
- 人と触れ合う
セロトニンの効果は以下の3つです。
- 「メラトニン」という物質に変換され睡眠の誘発に役立つ
- 落ち着きを与える効果
- 健康・睡眠・生活リズムを整える
このセロトニンはストレスとうまく付き合うためにも重要な役割を担っています。
みんなが朝活を推奨する理由は、セロトニンの分泌量が増えて体のコンディションが整うことで生産性が上がる役割があることを知っているからです。
セロトニンの分泌量を増やして体のコンディションが整ったらモチベーションが上がることが分かったと思います。
ではモチベーションにはどんな神経物質が重要なのかについて説明します。
ドーパミンでモチベーションを操る
結論から言うと、モチベーションを高めるのに一番重要な脳内物質がドーパミンです。
ドーパミンをうまくマネジメントすることでモチベーションを操れます。
ドーパミンが多く分泌されると注意力、集中力、記憶定着が高くなります。
ドーパミンが多く分泌される条件は好奇心を持ったり新しいことに挑戦したいときです。
例えば「自分にとってなんかよさそうだ」というワクワクした感情をいただいているときにドーパミンは出やすくなります。
このドーパミンをうまく操るために自分が何に対して好奇心があり、何に対してワクワクするのかを意識することが大切です。
自分を知るためにおすすめの行動は日記やノートをつけるときに感情も同時に記録しておくことです。感情を書き残すことで自分の感情の理解が深くなりドーパミンをうまく操れるようになります。
次にドーパミンをうまく活用するための「やる気スイッチ」について説明します。
ドーパミンを操るやる気スイッチ
ドーパミンを操るために自分なりのやる気スイッチを作ることが大切!
ポイントは簡単にできるけど、意識しないとしない動作をトリガーにすることです。

なぜやる気スイッチを作る必要があるかというと、ドーパミンを操りパフォーマンスを発揮することができるからです。
例えば、有名なやる気スイッチとしてイチロー選手がバッターボックスに入ってからの動作がありますよね!
スポーツ選手はこのやる気スイッチをうまく使っている人がとても多いです。
右足から靴を履く、試合の30分間に好きな音楽をきくなど自分のパフォーマンスを上げる方法を体に覚えさせています。
だからモチベーションを上げるために自分なりのやる気スイッチを作ることは重要です。
BRAIN DRIVEN|ストレス

ストレスには2種類あることを知っていますか?
いいストレス、悪いストレスについて説明し、ストレスとうまく付き合うためのヒントを解説します。
いいストレス
いいストレスは記憶力、注意力、集中力を高める役割があります。
人間の脳はストレスによってパフォーマンスが下がることがある一方、パフォーマンスが高くなる場合があります。
大切なことは自分自身のストレスを知ることです。自分のストレス反応を知ることは、高いパフォーマンスを発揮するためやコミュニケーションを円滑に行うために欠かせないからです。
いいストレスを活用する例は成功体験のプロセスに潜む失敗やストレス体験をパターン学習することです。ネガティブな失敗やストレスにも意味があったことをポジティブな時に振り返ることで「ストレスにも意味があったんだ」と感情で理解することができます。
ビル・ゲイツは「成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ」と言っています。単に浮かれているだけではなく、プロセスのネガティブな面に目を向けることで学習能力が高くなり成長につながります。
ストレスを味方につけて記憶力を上げましょう!
悪いストレスとうまく付き合うヒント
悪いストレスは2つのストレスのことです。
- 過剰なストレス
- 慢性的なストレス
この2つのストレスとうまく付き合うためのヒントを紹介します。
過剰なストレスとは高すぎる期待値との差で発生している可能性があるので、自分でうまく調整していくとストレスに対処することができます。
自分の目標の難易度や達成度を柔軟に調整する能力が必要不可欠なので俯瞰的に自分を見る習慣を持ちましょう。
また、慢性的なストレスは元となるストレッサーを排除するだけではなく、ネガティブな感情をポジティブに書き換える術も有効です。
松下幸之助さんの言葉で「失敗の原因を素直に認識し『これは非常にいい体験だった、尊い教訓だ』というところまで心をひらく人は進捗し、成長する人だと思います」という言葉があります。この言葉こそまさに感情の書き換えているいい例だと思います。
また、ハグするなどスキンシップを取ることでオキシトシンが分泌されてストレスが和らぎます。奥さんや彼女とハグをする。ハグを味わうことはストレスと付き合ういい方法です。
他には生活リズムを整えるためにセロトニンの分泌量を増やす朝活や好きなことに没頭する時間を増やすことも効果的です。
自分の価値観に合った好きなことに没頭することで人生の満足度も上がりストレスの減少に役立てることができます。
価値観がわからない人は次の記事を参考にしてみてください。

BRAIN DRIVENまとめ

BRAIN DRIVENについて説明しました。
もう一度内容をまとめておきます。
- メタ認知で自分を知ることが大切
- セロトニンを増やしてコンディションを整える
- 自分なりのやる気スイッチを作ることが大切
- ドーパミンが出る状態を知るとモチベーションを操れる
- ストレスは学習効率の上昇、生産性と集中力を高める機能である
- 悪いストレスは期待値との差を調整することでうまく付き合う
- ハグする、朝活する、好きなことに没頭することが大切
僕はこの本でドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、オキシトシンという脳内物質のことを知りました。コンディションと成長に欠かせないこれらの物質について学ぶことは自分を俯瞰的に見る、つまりメタ認知に繋がります。
本書の最後には「ドーパミン・ドリブン」と言う青砥さんの言葉が出てきます。
好きなこと、やりたいことを純粋に楽しむことが学びを加速させる唯一の方法だと青砥さんは言っています。
好きなことで生きていく、理想的な生き方につながる考え方だと思いこの本は定期的に読み返すようにしています。自分の生き方を見つめなおすきっかけも与えてくれた最高の本です。
最高の本なのでぜひ読んでみてください!
また「BRAIN DRIVEN」はKindle Unlimitedの読み放題対象書籍になっています。まだ使ったことのない人は無料で読むことができるのでこの機会に登録して無料で読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。