書評

【要約】エフォートレス思考〜最小努力で最高の成果を出す方法〜

エフォートレス思考
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こんにちは、なかじです!

やりたいことのために頑張りすぎていませんか?

こんな経験はありませんか?

  • 頑張ってもゴールに近づけない
  • 成果を出したいのにやる気が出ない
  • 何もかも大変で何から手をつけていいか分からない

毎日くたくたになるまで働いているのに成果が思うように出ていない人ほどこの本は刺さると思います。

エフォートレス思考はこんな人におすすめの本です。

  • やりたいことがあるのに時間がない
  • 頑張り≠結果
  • 効率良く結果を出したい
  • 行動の一歩目を踏み出したい

エフォートレス思考が身につくと最小の努力で最大の成果が出せるようになります。

思考法を身につけるための必要なステップは3です。

  1. エフォートレスな精神
  2. エフォートレスな行動
  3. エフォートレスな仕組み

いちばん大事なことをいちばん簡単にすることができたら人生は変わります。

エフォートレス思考について学んで人生を変えていきましょう!

エフォートレス思考要約

一番重要なことを一番簡単に楽しくやる技術

頑張らないと成果が出ない。

努力こそが正義で力を抜くことは悪だという考え方を変えてみる。

力を抜いて成果を出すことは悪いことではありません。

一番スマートなやり方です。

このやり方こそが大切なことを諦めずに最後までやり抜くために必要なことです。

努力を最小限にして最大限の結果を出すための方法を見ていきましょう!

エフォートレス思考とは

「どのように」やるかを極める技術

エフォートレスとは「努力しない、軽々とやってのける」という意味です。

重要なことに取り組むときにこんな考え方をしていませんか?

  1. 努力して結果を出す
  2. 不可能と気づき成功を諦める

結果や成功を手に入れるための選択肢は2つではありません。

  1. 簡単に成功が手に入る方法を考える

結論は脱2択という考え方を取り入れてみる。

うまくいかない、大変なのに結果が出ない場合は考え方ややり方を間違えている可能性を考えてみましょう。

重要なことほど難しいという思い込みを捨てることで不可能を可能にすることができます。

エフォートレス思考を身につけて人生で重要なことを簡単に効率よくこなしていきましょう!

エフォートレス思考マインド編

  • 我慢をやめて遊びを取り入れる
  • ポジティブに考える
  • 効率的な休み方を覚える

マインド編では3つの重要ポイントについて紹介します。

我慢をやめて遊びを取り入れてみる

  • 我慢×楽しいこと
  • 習慣ではなく儀式を取り入れる

嫌いな作業を思い浮かべて欲しい。

そんな時は楽しいことと組み合わせてみることを試して欲しい。

  • 重要なタスク×ゲーム
  • 勉強×お風呂
  • 皿洗い×アニメ視聴

これらは僕が実際に行っていることです。

めんどくさいことに楽しいことや趣味を掛け合わせて上げることでストレスを軽減しています。

また習慣が身につかない人は儀式をイメージして欲しい。

習慣とは「何を」やるか、儀式とは「どのように」やるかです。

本書では近藤麻理恵さんのことを例として書かれていました。

片付け術とは単に不用品を捨てる作業ではなくて片付けを通じて「感謝」という儀式をしています。

このように行動に「意味付け」をして上げることで満足度が上がり習慣として身に付きやすくなります。

ポジティブに考える

持っているものに目を向ける

テストで80点を取った時、間違えた20点に目を向けがちです。

それは人間の脳がエラーを発見しやすくできているからです。

足りないものに目を向けると考え方がネガティブになっていきます。

解決法は持っている、できている部分に目を向けることです。

ポジティブの効果は

  • 視野が広がる
  • 新しい可能性が生まれる
  • 社会性が増す
  • 他人にも影響を与える

正のスパイラルが生まれるとうまくいく確率が高まります。

自分のできることにフォーカスを当てましょう。

効率的に休憩する

リラックスも仕事の一部に必要

人生の3分の1の時間は睡眠に使っています。睡眠の質を向上させることはエフォートレス思考を身につける上で重要なことです。

ポイントを4つ紹介します。

  • 一日6時間以上睡眠時間を確保する
  • 就寝90前の入浴がおすすめ
  • 90分作業10分休憩を取る
  • 作業効率が落ちたら短時間の昼寝をする

睡眠時間が短くなると集中力の低下から作業効率が大幅に低下します。

深い睡眠をとることが重要で就寝90分前の入浴は非常に効果的です。

エフォートレス思考行動編

  • 1日の完了リストを作る
  • はじめの一歩目のハードルはできる限り下げる
  • 安く失敗する
  • 下限と上限を設定する

行動編からは4つ重要ポイントを紹介します。

1日の完了リストを作る

ゴールを明確にすることで効率が上がる

大量のToDOリストを作ることではなく、正解は明確なゴールをイメージして完了することで満足ができる状態を作ることです。

タスクを増やしすぎるとゴールが定まらず途方にくれてしまいます。

例えば読書をするというゴールは曖昧です。

明確なゴールは同ジャンルの本を5冊読んだら終わりにするなど、具体的なゴールを設定することで完了した時に満足感が得られるゴールを設定して下さい。

はじめの一歩目のハードルをできる限り下げる

最低限のステップを踏み出すと行動は加速する

どんな困難なことでも「はじめの一歩」を踏み出さない限り進まない。

目標が高い時ほどゴールが遠い時ほど行動力は低下してしまいます。

部屋の片付けや勉強を始めるようとしても中々始められない経験はありませんか?

そんな時は「はじめの一歩」を意識しましょう。

  • 部屋の片付けがしたいなら、掃除道具を準備する
  • 勉強ができないならまずは机の前に座ることから始めてみる

不思議なことですが片付けや勉強を始めてみると、気がついたら時間が経過していたという経験があると思います。

はじめの一歩目は些細なことですが実は激しい効果を秘めています。

安く失敗する

リスクの少ない方法で失敗し学習を繰り返す

失敗は怖いし恥ずかしいし失敗が大きくなると勇気が失われて一歩目を踏み出す力がなくなってしまいます。

失敗で重要なのはリスクを最小にして失敗を繰り返して学習することです。

どんな経営者もどんな事業も失敗の上に成り立っています。

生き残ることができているのは最速で最小の失敗を繰り返して、そこから学習しているからです。

成長曲線のように失敗を繰り返していくうちに突破口が見えてきます。繰り返し失敗できるように安く失敗を繰り返す癖を身につけましょう。

下限と上限を設定する

ゆっくりはスムーズで、ゆっくり速い

人生とは長期戦です。うさぎとかめの話のようにコツコツと自分のペースを維持しながら行動を積み上げることが大切です。

モチベーションを維持できる量の仕事と下限を設定して、アクシデントが発生した場合でも達成できる上限を設定することがゴールへの最短距離です。

例えば

  • 読書は最低20ページ読むけど50ページ以上は読まない
  • 運動は最低20分するけど1時間以上はしない

自分ルールを設定して上げることが大切です。

1日が終わった時に疲れすぎない、明日も頑張ろうと思えるゴールを設定して上げることがエフォートレスな行動です。

エフォートレス思考仕組み化編

  • 一生モノの知識を身につける
  • 一番シンプルに伝える
  • 「しくみ」をつくる

仕組み化編では3つのポイントを紹介します。

しくみ=複利効果を得ることです。

一度の小さな力で自動でまわり続ける仕組みを作りましょう。

一生モノの知識を身につける

読書はこの世で一番複利効果が高い

読書で一度正しいことを学ぶことがさまざまな分野で成功するための正攻法です。

日本人の47%は月に1冊も本を読んでいません。この傾向は年々悪化しています。

読書から効果を得る方法を紹介します。

  • リンディ効果を利用する
  • 吸収するように読む
  • エッセンスを抜き出す

少し難しいので分かりやすく変えると

  1. 古典やベストセラーを読む
  2. 著者になりきって読む
  3. 読んだらメモをする

長くいろんな人に読まれている本は学びが多いということです。

初めは有名な読みやすい本から読むことをはじめて、1枚の紙にメモを取ることで学んだことが定着しやすくなります。

テスラ社の創業者イーロンマスクは言いました、

「枝葉・詳細を見る前に、まずは幹や大きな枝、つまり土台となる原理を理解しておくー」

本をたくさん読み多くの知識を頭に詰め込むための秘訣としてイーロンマスクが回答した内容です。

一番シンプルに伝える

人に教えることは自分自身が学ぶこと

簡単に伝えることは本質を理解していないと意外とむずかしい。

人に教えられるように勉強することで集中力が高くなり記憶定着率が上がります。

教える時はすべてを教えようとせずに重要なメッセージを明確に単純にしてあげることで伝わりやすくなります。

ワンスライド・ワンメッセージがいい例です。

文章やスピーチはストーリーを語りながらシンプルに伝えて上げることで思いも伝わりやすくなります。

結論、簡単に分かりやすく人に教えることは自分自身の学びに複利効果がかかります。

「しくみ」を作る

重要なことを自動化する

重要なことを自動化してあげることで判断回数を減らすことができ脳に余裕が生まれます。

ケンブリッジ大学の研究によると脳は1日に3万5千回も判断をしています。判断回数が増えるとミスが増えることが研究結果からわかっています。

だから、重要なことを自動化して上げることが大切です!

  • 家計簿アプリ
  • お掃除ロボット
  • 食洗機
  • スケジュール管理

自動化できるアプリや家電を使うことで脳の負担を減らしてあげましょう。

エフォートレス思考なかじ的補足

ここからはなかじ的な補足をしていきたいと思います。

なかじ
なかじ
読書の本質は行動に移すことだよ

3つのポイントについて説明します

  1. ポジティブ3:ネガティブ1
  2. リタイアせずに継続する
  3. 読書×SNS配信

ポジティブ3:ネガティブ1

ポジティブ思考が大切なことは分かります。でも、ずっとポジティブでいることはしんどいと思います。

おすすめは、ネガティブな発言を1つに対してポジティブな発言を3つ言うことです。

例えば、「なんでうまくいかないだろう」という言葉に対しては

  1. 今日はここまではできた
  2. 効率が上がってきている
  3. 明日はここを改善しよう

ポジティブな言葉を3ついうことで正のスパイラルにメンタルを戻して上げる工夫をします。

その場で無理でも1日を通して3:1になるように心がけることを目指してみてください。

これがポジティブ3:ネガティブ1です。

リタイアせずに継続する

成功できるかどうかはリタイアせずに失敗を重ね続けれるかにかかっています。

平凡サラリーマンが結果を出すには継続力が大切です。

投資は複利、学びでは成長曲線を見てわかるようにブレイクポイントを超えたタイミングから成長が加速します。

  • 投資は余裕を持って積み上げる
  • 学習は時間を決めて毎日する
  • 読書は読む最低と最高ページを決めて毎日する

下限と上限をうまくコントロールして毎日同じことを繰り返すことがゴールへの最短距離です。

それでもモチベーションが維持できない時は目標が高すぎる可能性があります。

そんな時は具体的な中間目標を立てましょう!

  • 1万円稼ぐことがゴールならまずは1000円稼ぐ
  • 読書を習慣にしたいならまずは目次を読むだけ
  • 勉強したいなら机に毎日座る時間を決める

具体的な簡単な目標掲げて環境を整えてみてください。

結論はリタイアせずに継続することです。

読書×SNS配信

インプット3:アウトプット7を目安にすると学びが深まります。

読書とSNS配信の組み合わせは学びを加速する装置になります。

人に自分の言葉で簡単に伝えることは予想以上に難しいからです。

もう一つのメリットは配信をすることで情報が周りから集まるようになることです。

ジャンルを絞って配信をしていると同じジャンルの人から情報が自然と集まるようになります。

初めはなかなか実感しにくいと思いますが配信をしていくうちに「あれ?」っていうポイントに当たります。

この循環を繰り返していくうちに学びが加速して学習効率が上がります。

結論、今日から読書とSNS配信を始めてみましょう。

SNS配信が苦手な人は本を読んだら読書メモを作る習慣を作るだけで学びが深まるのでしてみてください

エフォートレス思考まとめ

  • 最小の努力で最大の効果を出す
  • 脱2択でWIN -WINを作り出す
  • 安い失敗を高速で繰り返す
  • 下限と上限を決めて継続する
  • 自動化する

小さな努力がてこの原理で大きな結果につながります。

エフォートレス思考で効率よく成果を出す自分の方法を身につけてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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なかじ
読書を副業に。読書で人生を変える。 読書の悩み、読書を仕事に活かしていく方法を配信しています。